Kファクトリーについて
国内マフラーメーカーとして高い知名度を誇るのが、大阪に本社を置くKファクトリーです。
同社は1997年に設立されて以来ずっと、職人気質が光るこだわりのマフラーを開発してきました。
特にオートバイ用のマフラーの面で、他社とは異なる路線で力を発揮してきました。
同社はもともと金属曲げ加工の業務をしてきた歴史があり、複雑で特殊な形状をしているマフラーの加工にも、その技術を生かせるというメリットがあります。
また、オートバイを心から愛するスタッフがよりライダーたちの好みに合ったこだわりの製品を作ろうとする気持ちを持ち、今までにない製品開発を行ってきました。
さまざまな商品のラインナップがありますが、特にチタン製の手曲げマフラーや高精度のステンレスマフラーに強いのが特徴となっています。
モデルによって製造法を変えていますが、特に2000年から採用している3Dベンダーを使ったフルチタン製のマフラーは、同社ならではのメリットを生かしたパーツとして高い人気があります。
また、ライダーが自分の好みを伝えて、セミオーダーという新しい形でのマフラーを作っているのも特徴的です。
お客様にとって最も欲しいマフラーを作り上げることができ、それがさらにバイクの楽しみを高めていけるのが魅力です。
コストなどについてもしっかりと考えて、与えられた条件や制約の中で最高の製品をお届けするというスタンスで、プロとしての製作活動をしているのです。
Kファクトリーが作るマフラーの特徴
Kファクトリーの製品ラインナップの中でも特に人気が高いのが、「クワトロ」と呼ばれるモデルです。
これは緻密で精度の高い加工ができる3Dベンダーを使ったもので、チタンのみで作られたマフラーです。
そして、1つのモデルに大して440程度のパターンが用意されている、セミオーダーシステムを採用しています。
その形状やサウンド、排気特性まですべてを自分好みに仕上げられるのが魅力です。
また、装着した時から金属の焼き色が付いているマフラーもKファクトリーならではの良さです。
今でこそ多くのメーカーが行うようになっていますが、Kファクトリーがこの焼き色付きのマフラーの先駆けとなっています。
そのため、「クワトロ」も美しい焼き色が目立ち、何とも言えない魅力的なデザインを形作っています。
3Dベンダーは手曲げ加工に近い、美しい曲線を作れるのも特徴です。
そのためKファクトリーが送るマフラーはどれも独特の曲線美があり、バイクのボディーに沿って作り出されるパイプのフォルムは見る人を魅惑するものがあります。
そして、チタンならではの高い耐久性と安定性は安心感が強く、いつまでも乗り続けられるバイクとなるよう貢献してくれます。